保護犬との出会い

保護犬

今日は保護犬との出会いを書いてみます。

最初は柴犬を探す

我が愛犬は今から16年前にやってきました。
当初は柴かCMで流行りだしていた(ぉぃ)コーギーを探していましたが、
近所のペットショップに電話すると、「今は柴の男の子しかいません」とのこと。
近所には雄犬ばかりで、外飼い予定でしたので喧嘩を心配し、
避妊手術予定で雌を探していました。

保護犬を探す

「うーん、どうしようかな。まあ急ぎじゃないし待ってもいいけど。
んん?茶系の中型犬なら雑種でもいいんじゃないかな?」と
「でも」などという今思えば失礼な考えで保護犬についてネットで調べ始めました。

いつでも里親募集

不幸な犬の話が多く、胸が締め付けられました。
そして、子供の頃飼っていた犬のことを思い出しました。
小学生の頃親にせがんで貰った茶色の子犬、子犬のころは大事にしていたのに、
だんだんと散歩にも行かなくなり、結局母が面倒を見ることに。
無責任な飼い方をしていた自分の子供時代を反省しました。

そして決意

「今更あの犬へのお詫びにはならないけれど、保護犬を引き取って大事に育てよう」と決意。
子犬から飼い始めると20年近くを共に過ごすことになります。
雨の日も雪の日も散歩。フードは勿論、各種ワクチンやフィラリア予防薬等の費用面、
吠えないように、体のどこを触っても怒らないようになど、しつけも必要です。
彼女が来てから家を空けたことはありません。
あ、1度だけ、祖母の葬儀で叔母に2日間世話をお願いしたのみです。

でもそれが嫌だと思ったことは1度もありません。可愛いし(^^♪
今も足元で口角を上げて眠っている姿を見ていると心底癒されます。
手間もお金も時間もかかるけど、それを補って余りある愛おしさがあります。
むしろ「ウチに来てくれてありがとう」感でいっぱいです。

犬猫里親会で検索

で、出会いに戻ります。動物を保護しているボランティアのサイトで茶色の子犬を見つけました。
柴系の雑種は大抵茶色なのですぐみつかるのですが、
その中で、以前飼っていたワンコと似た子についてボランティアさんに連絡すると、
「ちょうどこれからそちらの隣町に保護犬をお届けするので、他の犬を見てみますか?」と教えて貰えたのです。

ハイエースに乗ってやってきた

それはありがたいと我が家に寄ってもらうと、10匹近くの犬がワゴン車に乗ってやってきました。
大小様々いて、もう大騒ぎです。梅雨の晴れ間の30度近い暑い日に圧倒されながら紹介していただきました。

まず最初にゴールデンレトリーバーの子犬に似た可愛い子がいたので

アカネ この子可愛いですねぇ
ボランティア(以降ボ) この子をお届けに来ました
アカネ (ちっ、先約ありか)ではこの黒い子は(第1志望じゃないけど可愛い)?
この子は男の子ですよ。あ、この子は女の子ですよ。

鳥ガラ子犬

と、鳥ガラのように痩せた茶色の子犬が連れて来られました。
ヤマト家一同:(微妙・・・)

いえ、可愛いんですよ。ええ、子犬らしいあどけなさっていうんですか、痩せこけてますけどね。
うーん、せっかく来ていただいたし、この子でも(ひどい)いいか。
というひどい理由で我が家に来ることになりました。

まだ犬小屋もないし、とりあえず毛布を敷いた段ボールに入れて、
ふやかしたドッグフードを与えますがあまり食べない。
そしてとても臭いのでまだ段ボールから出したくないと、段ボールの上をガムテープで格子状にし、
出られないようにするというひどい扱い。(ほんとごめん)
4・5時間置きにトイレに連れ出し、夜も更けてきたのでお風呂に入る私。

初吠え

「ウォウォウォーン!!」と耳をつんざく叫び。
何とガムテープを破り段ボールから出てしまいました。そこにはウン●が。
今でこそウンモ(我が家ではそう言います)もどうってことないですが、当時は大騒ぎでした。
しかも風呂上りの綺麗状態で(私が)。そりゃ、寝床にウンモをしたくないよね。
よく頑張って抜け出たね。ごめんね。と片付けたのは今でも覚えています。
彼女が初めて尻尾を振った瞬間でした。

それからはモリモリとフードを食べ、ぶんぶんと尻尾を振る姿から
「プロペラ尻尾のワンちゃん」とご近所で人気なワンコになりました。
たまに近所の男子小学生から「泥棒顔」「怖~い」等失礼なことを言われることもありましたが、
今ではすっかり穏やかなおばあちゃんです。

保護犬も検討してください

私が言うのもナンですが、犬を飼いたいという方で、
「どうしてもこの犬種でなければならない!」という事情等がなければ、
一度保護犬を検討していただければと思います。犬ってどのコも本当に健気で可愛いですよ。
あなたが保護犬を1頭迎えれば、別の1頭を保護できるのですから。
殺処分される犬は後を絶たず、たった1頭は微々たるものかもしれませんが、
その数は0ではないのです。今後もチャンスがあれば保護犬を迎えたいと思っています。

すっかりおばあちゃん
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