老犬介護2 床ずれケア

またも久しぶりの更新になってしまいました。
ワンコの一周忌が過ぎましたが、リビング正面の遺影と遺骨への挨拶は欠かせません。
床ずれケアで使ったものや苦労した点を思い出しながら書いてみます。
少しでもお役に立てることがあれば嬉しいです。

ではシャンプーすっきり顔の写真でスタート!

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床ずれケア

前足だけ動ける状態でバタバタしていた頃はいつの間にか
壁際に来てしまい怒りの「ウォン!」
で呼び出されて寝床に戻すの繰り返しでした。
これは1~2時間おき位にあるので私の体力も辛かったですが、
ワンコももどかしかったと思います。
3ヶ月ほど続いたのですが、ついにそれも厳しくなって
前足もあまり動かさなくなりました。

床ずれの始まり

こうなると自力では動けないため、床ずれとの戦いが始まります。
2時間おき位に向きを変えるのですが、
“伏せ”の姿勢が取れないので表・裏?のひっくり返ししかできません。
クッションを置いてなんとかフセをさせようとするも”ペタン”と
どちらかの方向に倒れてしまうので断念しました。
ついには1か所目の床ずれに。写真は自粛しますが、
肉が裂け、骨が見えてしまいました。
相当痛いはずなのに吠えなくなったワンコ。

まずはキズパワーパッド

床ずれの患部にぬるま湯をかけてゆすぎ、傷パワーパッドを貼りました。
1日でパッド部分が白く盛り上がってきます。
3日ほど置くとジュクジュクとパッドが動き、
取れそうなので剥がしましたが
患部が引っつれるのか、かなり痛そうで処置を中止。

床ずれパッドでの手当

次はこちらのサイトを参考に湿潤療法を行いました。
わかりやすくて助かりました。
詳細はリンク先をご覧いただく方がわかりやすいですが、私がやった方法を。

パッドの準備

  1. トイレシートを名刺大にカット
  2. 穴あきゴミ袋でシートをくるむ

これは何個も作っておきました。

手順

  1. 患部をぬるま湯ですすぎ、ゲンタシン軟膏を塗る(初期はワセリン)
  2. マスキングテープで止める
  3. サージカルテープで固定

老犬介護1でも書いた通り、テープでジプシーになりました。
テープで評価記事が書けそうな程試しましたが、
いわゆるバンドエイドの太い版を貼っていました。

その他キネシオテープも試しましたが、一番は「きちんと毛刈り」です。
私は毛刈りが怖くてあまり刈れなかったので苦労しました。
ちゃんと毛刈りできる人は不織布タイプのサージカルテープでも良いと思います。

縫合手術後のケア

縫合手術後、抜糸までは患部を下に向けられません。
とはいえずっと抱えているわけにもいかず悩んでいた時、
前回の記事でも書いたマットに出会いました!
1週間くらい同じ向きで寝かせていましたが床ずれになりませんでした。
感謝しています。

使ったマットやグッズ

床ずれマット

ドーナツクッション

丸めたタオル

旅行用ネックピロー

シュシュ

え!って感じですが、本当です。ヒジにできた床ずれに当てました。

後悔していること

実は床ずれの時はほぼ動けない状態だったので、
吠えて起こされることが無く、少しだけ私の体は楽でした。
でもワンコの体は限界を超えていたはずで、
吠えるでも鳴くでもなく、ぼーっとしていることに甘えていました。
ワンコに申し訳ない気持ちです。

犬友やお医者様には「よく頑張ったね」や「大往生ですよ」と
言われましたが、もっとできることがあったと後悔していることを書きます。
「そんなこと知ってるよ」だと思いますが、自戒をこめて。

マッサージをしてあげれば良かった

体が動かず、マッサージをしても反応はあまりなかったのですが、
マッサージで血行を良くしてあげれば床ずれがマシになったのではと思います。

何としてもフセの姿勢を保持しておけばよかった

左右の他に中央(おなか?)の3点で体位交換ができれば・・・。

毛刈りをしてあげれば良かった

ハサミでおっかなびっくりでした。
古いシェーバー(人用)が出てきたので少し刈れましたが、
全く不十分でテープ取れまくりでした。
ワンコのためにびびらずやるべきでした。

これを読んでいる方のワンコとの生活が楽しくなりますように。

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