老犬介護1 夜鳴きと床ずれ

大変お久しぶりになってしまいました

2年近く更新してませんでした!!
その間にも四国行ったり、九州行ったり、2ヶ国目の海外、韓国に行ったりと
それなりにネタがあったのですが、情報処理関連の試験勉強に本腰を入れたり、
老犬介護で忙しくなったたためブログを書いていませんでした。

愛犬とのお別れ

実は2020年1月に愛犬が永眠しました。18歳と9ヶ月の大往生でした。
子供のいない私にとっては子供のように育てていた存在でしたので、
本当に悲しくて、今でも涙が出てきてしまいます。
それでも3ヶ月が過ぎ、老犬介護のノウハウとまでは行きませんが、
それなりに工夫してきたことがありますので、
どなたかの参考になればと記事にしてみます。
コロナウイルスが落ち着いたら旅行の話も書きたいものです。

急に老け込む

2年ほど前から後ろ足に力が入らなくなり、排せつ時に「ペタン」と
シリモチをつくことが増えました。
そこで、スポーツタオルを四分の一に折ったもので支えて散歩することに。

おばあさんやおじいさんに「頑張れ!」(お互いにね)と応援されながら
ゆっくりとお散歩をしていましたが、
ついに前足が「カクッ」とくじけ、顎を少し打ってしまいました。

さすがに前足が思うように動かなくなったのがショックだったのか、相当凹んだ様子。
以前紹介したサプリを増量したり、病院で痛み止めを処方してもらって
少し良くなったこともありましたが、18歳になると、
オシッコやウンモの介助が必要になり、寝たきりになりました。

夜鳴き

時は戻って、17歳頃のこと。冬頃から夜鳴きをするように。
夜0:30頃から1時間おきに「ウォーン」と苦しそう・痛そうに鳴きます。

そのたびに2階から降りてきて撫でたりオシッコに連れて行ったりしました。
あまりに続くのでソファで寝るようになり、
ついにはリビングに布団を敷いて寝るようになりました。
母に分担を提案しましたが、無視されたので自力で頑張りました(笑)

同じ2階で寝ているのに私だけ目が覚めるのが腹立たしかったです。

やはり飼い主の自覚の差かしらね~

と思い頑張りました。
正直この時期が一番つらかったです。
目を開けたまま気絶状態で仕事してました(笑)

模索:睡眠導入剤の処方

病院で精神安定剤というか睡眠導入剤として
「アセプロ」という薬を処方してもらい、飲ませたりしました。
このお薬で死んだように(縁起でもない)眠りましたが、大変な下痢も発生。
1週間おサルのお尻になってしまい大変でした。夜鳴きの方がまだマシと服用を中止。

認知症サプリ

各種サプリを取り寄せて飲ませましたがあまり効きません。
割と良いかな?と思ったのは「メイベットDC」というサプリ。

ミルクカルシウム、精製魚油の成分のためか魚の匂いがします。
粉末なのでフードにふりかけるのですが、すでに食欲もないので食べない。

錠剤なら唯一食べる緑イ貝タブに混ぜられるのですが、困りました。
結局お水で溶かしてダンゴ状にして与えました。
ちょっと粘り気があったのでこねやすかったです。
指に結構なお点前の魚臭が付きます。

同じタイプの製品として「モエギキャップ」も処方されましたが、
透明カプセルタイプで噛んでしまい猛烈なお魚臭が広がり、1度で終了。
いわゆるDHAサプリです。お魚油系です。

昼夜逆転の認知症であろうということで、
お魚系の認知症にいいとされるサプリを試しましたが、
なんとなく認知症ではないような気がしてきました。

近所に認知症であろうと思われる老犬がいたのですが、彼女は
「ワ・ワ・ワン!」という3拍子で夜中に鳴いていました。
毎晩奥様が外に連れ出して大変そうでした。
「ぐるぐると回るのよ」とも聞いていて、いずれもウチのワンコには該当しません。

結局宇津救命丸

結局よくわからないまま時が過ぎ、赤ちゃんの夜泣きだけど・・と与えた
5粒の宇津救命丸が心なしか効いた気がします。
緑イ貝タブにくるんで亡くなるその前日まで与えました。

床ずれ

夜鳴きが気にならなくなった18歳頃には寝たきりになり、流動食の暮らしになりました。
念のためオムツをするようになりましたが、最期まで抱えてではありましたが
トイレで排せつできていたのは大したものだと思います。

縫合手術

寝たきりとなると悩みは床ずれ。こまめに向きを変えていたつもりでしたが、
どうしても床ずれができてしまいます。ついには肉が裂けてしまい、
病院で縫合してもらいました。

奇跡の回復力

獣医師には「この年では縫合してもくっつかないかもしれません」と
言われたのですが、10日後見事にくっつきました!
これには先生も大興奮、私たちも大興奮。ドヤ顔のワンコ。

今度こそ床ずれにしない!

と探したのがこのマット。
口コミにもありますが、「もっと早く買っておけばよかった」と
心から思いました。
ワンコの晩年を救ってくれました。心底感謝しています。

まだまだ大丈夫と思っても、普通の寝床としても十分使えますので、
今からでも買っておいて損はないです。
四十九日後に保護犬ボランティアの方に
あげました。

床ずれのケア

床ずれのケアはトイレシーツを名刺大にカットし、
穴あきゴミ袋でくるんだものに軟膏を塗り
パッドとして当てていました。なんちゃって湿潤療法です。

とにかくテープで悩みました。人と違い毛皮が多いですので、
サージカルテープでははがれてしまう。
布のガムテープではくっついてしまう!
毛刈りをしましたが、素人がおっかなびっくりやるので
刈り残しが多く、頻繁に貼り替えていました。

で、結局一番良かったのは「バンドエイド」でした。
それもジョンソンエンドジョンソンの高いやつ(涙)
滅菌パッドが無駄で、テープ部分だけが欲しい!と心底思っています。

あまりに欲しかったのでジョンソンエンドジョンソンの
お客様相談室に電話しましたよ。
でも残念ながらテープ部分のみは製造していないとのこと。
もったいないですがバンドエイドをサージカルテープのようにして貼っていました。

少し進行が遅くなったかな?という状態で亡くなってしまったので
検証できなかったのが残念です。
床ずれのケアやオムツの工夫はその2に書きます。

在りし日のワンコ

お尻に花びらが付いてるよ。
sakura.jpg

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